アラビア語の地図の描き方

誰かがつくったんじゃない、国境のないアラビア語の地図、もってる?

ASTPとは~米国陸軍専門教育計画

 

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外国語を取得する方法というのはいろいろあると思うのですが、今日はASTPというところが実際に行って効果があったという学習方法についてです。


ASTPというのは、ARMY SPECIALIZED TRAINING PROGRAM というのの略です。


米国陸軍ときいて、なんだか外国語を習得するというのとはかけ離れた感がしないでもないのですが、軍というのは国をまもったり、敵がせめてきたりしたら最前線にでていく存在。


なので、へなちょこでは国とそこにすむ人々の運命さえ、、、、ということなので常にその国の最高の英知を集めている場所とおもっても過言ではありません。


今つかっているパソコンやインターネットの仕組みだって、もとをただせば、、、軍というか情報網とかそういう関係で発達したものだし。

 


それでASTPというのは 第二次世界大戦当時、アメリカ軍が行った専門教育の一つ。もともとは、軍事的、戦略的な必要性から理工系の課程を中心とした教育計画のことだったが、集中語学教育がめざましい成果を収めたことから、現在では陸軍が行った
集中語学教育を指す。


その特徴は

 

* 短期集中

* 少人数

* 音声重視

* 英語による文法説明


* 母語話者による、口頭訓練


* 視聴覚機器の活用


文法を理解したうえで、音声に慣れ親しみ、反射てきに音声が口からでるまでの訓練がオールマイティーにできるメソッドです。

 

なんだかどこかの英語スクールの宣伝でも使われている宣伝文句には必ずでてきそうな、少人数とかネイティブ先生とかすでに第二次世界大戦で開発されていたメソッドが今の外国語学習につながっているとは。

 

英語の学習をするときに、ネイティブの先生と、日本の英語の先生がコンビを組んで登場することが最近の英語教育の現場ではみられます。このアーミーメソッドの中で「母語話者による口頭訓練」というのがあります。

 

 

この第二次世界大戦当時実践されていたアーミーメソッドでは、その学習する言語のネイティブが口頭での訓練をする先生役になって、学生(軍人さん)と生活をともにして、その学習する言語との接触時間を増やしたそうです。

 


実際に、国際結婚(女性が日本人の例)などの例では、旦那様がロシア人だったり、インド人だったり、フランス人だったりするわけですが、女性側は旦那様にくっついてその国でその国に住むことが多いこともあり、かなり流暢にその国の言葉を話すことがあります。

 

英語は学校で長いこと学ぶのに、なかなか話せないということを考えると、専門教育を受けているわけでもないのに、とにかく話せるようになるということは面白いことだとおもいました。

 

逆に日本にその外国語を話す旦那さまと住む場合でも、奥様は旦那様の国の言葉を学んでしまうというケースもかなりあります、すべてではありませんが、ネイティブがそばにいる環境で常に表現について質問などをする好奇心と、答えてくれるという環境があればかなりの確率で外国のことばというのは学べるのではと思うことがあります。

 

 

 

このアーミーメソッドというのは、第二次世界大戦のころのアメリカの言語学習方法なわけですが、おなじようにアメリカの最新の言語学習方法を知りたいかたには、

 

 

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